三重県津市 腰痛、脊椎、脊髄外来 ひさい脳神経外科クリニック|脳神経外科専門医

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腰痛、脊椎・脊髄疾患

腰痛とは

腰痛は主に原因が特定できる特異的腰痛と特定できない非特異的腰痛に分けられます。

特異的腰痛とは

特異的腰痛は、椎、椎間板、筋・筋膜の部位に障害がある場合に起きる腰痛のことで、原因疾患が特定された時点でその治療が優先されます。
主な特異的腰痛の原疾患は以下の通りです。

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊椎外傷、脊椎分離(変性)すべり症、骨粗しょう症、脊椎感染症、炎症性疾患(関節リウマチなど)、筋・筋膜性腰痛、腎結石、尿路結石、腎盂腎炎、子宮内膜症、子宮筋腫、妊娠、腹膜炎、胆石、胃・十二指腸潰瘍、腰部大動脈瘤、解離性大動脈瘤、うつ病、神経症 など

非特異的腰痛とは

腰痛でお悩みの患者様の概ね8割を超える患者様は非特異的腰痛(外傷や病態が認められず、神経症状も現れていない腰痛)です。
また原因は不特定とされていますが、筋疲労や長期間の不良姿勢などが腰痛に影響しているのではないかと言われています。

なお非特異的腰痛は、急性(非特異的急性腰痛)と慢性(非特異的慢性腰痛)に分類され、急性の場合は一般的にぎっくり腰と呼ばれている症状がほとんどです。
ぎっくり腰とは、不用意に体を前屈したり、捻転するなどの動作をする、重い物を急に持ち上げるなどすることで起きる急性の腰痛症状で脊椎の周囲の組織に障害が起きることで、激痛が生じると言われています。

ぎっくり腰を含む急性腰痛は、発症後一ヵ月ほどで改善する一過性のケースが多いですが、再発する可能性が高いのも特徴です。
また原因不明の腰痛が3ヵ月以上経過していると言う場合は、非特異的慢性腰痛と診断されます。
痛みはもちろんですが、腰全体がだるい、重いといった症状も現れます。
このほか抑うつ症状や身体表現性障害などが伴うことがあります。

腰痛の検査や治療について

上記のような腰痛の症状があって、診断をつけるための検査が必要と言う場合は、問診や徒手検査をはじめ、医師が必要と判断すればX線検査、CT、MRI、超音波検査などの画像検査も行います。
その結果、原因が判明すれば、それに合わせた薬物治療や理学療法を行います。

なお原因不特定の非特異的腰痛の場合は、患者様の自己管理を向上させる取り組みとして認知行動療法や運動療法(ストレッチングや腰痛体操など)を行います。
また腰痛の症状が強ければ、非ステロイド性消炎鎮痛薬や筋弛緩薬による薬物療法などが行われます。


脊椎・脊髄疾患とは

まるで脳が延長しているかのように首から腰の方まで伸びている神経線維の束がいわゆる「脊髄」で、首の骨から仙骨、尾骨までの背骨のことを「脊椎」と言います。

脳神経外科では、この脊髄と脊椎でみられる疾患の診療を行います。
主な脊椎・脊髄疾患は以下の通りです。

脊髄・脊椎損傷、脊髄腫瘍、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症(頚椎症、胸椎症、腰椎症)、変性脊椎すべり症、脊柱側弯症、脊柱後弯症、脊髄動静脈奇形、神経線維腫症1型 など

以下に詳しくご説明致します。

主な脊椎・脊髄疾患

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは

椎間板とは、椎骨と椎骨の間をつなぐ、クッションの役割も果たす円形の軟骨組織になります。
この部位が、加齢や外傷、スポーツや重労働などによって一部が変性してしまうことで、もともとの位置から飛び出してしまい、これが脊髄や神経根を圧迫し、そのことで起きる痛みやしびれ、こり、可動域制限などの症状が起きている状態を「椎間板ヘルニア」と言います。

発生する部位によって診断名は異なりますが、人体の構造上負担がかかりやすいとされる頸椎と腰椎で起こることが大半です。
頸椎で起きれば「頸椎椎間板ヘルニア」、腰椎で起きれば「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されます。

頸椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアの症状

頸椎椎間板ヘルニアの症状は、頸部や肩に痛みやこりを感じ、脊髄や神経根も圧迫するようになると手全体や脚のしびれや麻痺、神経痛などがみられます。

また腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛のほか坐骨神経痛(脚の痛みやしびれ)の症状が出ます。
さらに症状が進行すれば、歩行障害や感覚障害、膀胱直腸障害なども現れるようになります。

頸椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアの症状

各ヘルニアの治療では、薬物療法をはじめ、理学療法(物理療法:温熱、牽引など)、装具療法(コルセット など)、痛みを緩和させる神経ブロック注射など保存的治療が行われます。
また脊髄が圧迫されているケースや排尿障害が起きているなどしていれば、手術療法による外科的治療(神経を圧迫しているヘルニアの塊を除去)が行われます。

変形性脊椎症

変形性脊椎症とは

主に加齢が原因で椎間板に退行性変化が生じている状態を変形性脊椎症と言います。
椎骨の中でも頸椎や腰椎でよく発症します。
発症すると慢性的な疼痛や可動域の制限が現れ、進行すると神経症状が現れるようになります。

変形性頚椎症と変形性腰椎症

頚椎が変性して頚椎障害(頸部の痛み、肩こり、関節の可動域制限など)を起こしているのであれば、「変形性頚椎症」と診断されます。

また腰椎が変性して腰椎障害(でん部の痛み、腰痛、関節の可動域制限など)が生じているのであれば、「変形性腰椎症」と診断されます。
これらが進行し、神経根や脊髄を圧迫するようになると症状はさらに悪化し、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症、腰部脊柱管狭窄症と診断されます。

なお、診断をつけるにあたって、X線撮影を行うこともあります。

症状がなければ治療の必要はありませんが、疼痛があればコルセットなどの装具療法、薬物療法、理学療法(運動療法、物理療法)といった保存的治療が行われます。
また神経症状がある場合で、痛みなどの改善しない場合は、手術療法が行われます。

脊髄損傷

脊髄損傷とは

脊髄損傷とは、外傷(交通事故、スポーツ、転落・転倒 など)や疾病(がんの転移、炎症)、ヘルニアなどが原因(外傷性、非外傷性)で脊髄が損傷された状態を言います。

これらが原因で脊髄がダメージを受けると、損傷した部位(頚髄、胸髄、腰髄など)より下位にある運動・感覚機能に障害が起きるようになります。
主に頸椎や胸椎移行部で発症しやすいと言われています。

なお、脊椎損傷とは、脊椎に骨折や脱臼が起きている状態で、交通事故や高所からの転落、スポーツが原因のけがなど外傷によるケースが多いです。
脊髄が近くにあることから、脊髄損傷を伴うことも非常に多いです。

主な症状ですが、損傷した部位によって異なりますが、運動麻痺、感覚障害、自律神経障害、排尿・排便障害などが見受けられます。
なお、完全麻痺であれば、運動機能を完全に喪失している状態ですので肛門の周囲の感覚もありません。

診断をつけるための検査としては、骨折や脱臼の損傷はX線撮影やCTを用います。
脊髄の圧迫状態を確認するのであれば、MRIによる検査を行います。
治療につきましては、損傷した脊髄を修復、再生させることは困難なため、残存する機能を維持、強化を目的としたリハビリテーションになります。

医院概要

クリニック名
ひさい脳神経外科クリニック
住所
〒514-1101
三重県津市久居明神町2336
※P12台あり
電話番号
059-253-2767
診療科目
脳神経外科 放射線科
院長名
古川 和博(ふるかわ かずひろ)

診療時間

09:00 ~ 12:00
13:00 ~ 15:00
16:00 ~ 19:00
木曜午後、土曜午後、日曜、祝日は休診

アクセス

近鉄久居駅より三重交通バス「三重中央医療センター」行き
終点「三重中央医療センター」下車、すぐ。
近鉄久居駅よりタクシーで約8分
伊勢自動車道久居インターより国道165号線に出て1つ目の交差点(イオンとマクドナルドの角)を北へ約400m
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