頭部外傷とは
主に外傷が原因で頭部に障害が起きている状態を頭部外傷と言います。
具体的には、交通事故や転倒・転落、打撃といったことがきっかけで外力による力学的損傷などが起きることで発症します。
損傷する部位によって
- 頭皮の創傷(切傷、挫傷、たんこぶ など)
- 頭蓋骨骨折
- 脳損傷(脳挫傷、脳内血腫、脳震盪、びまん性脳損傷 など)
などに分類されます。
なお、外部から直接的な衝撃を頭部に受けることで損傷した場合を一次性脳損傷(直接的損傷)と言い、受傷後の出血によって生じた血腫形成・脳虚血・脳浮腫・脳腫脹など新たな損傷が加わることを二次性損傷(間接的損傷)と言います。
時間が経過すると状態が悪化するので、早めの処置が望まれます。
頭部外傷の際の当院の対応
当院では頭蓋骨骨折や脳挫傷、脳震盪などの脳損傷が疑われる場合、頭部CTを行い、頭蓋骨の様子や脳内の血腫の有無といった病変を確認します。
治療が必要であれば、保存的治療を行い、外科的治療で入院加療や高度な医療技術による手術が必要と判断した場合は、提携先の総合病院を迅速にご紹介します。
また頭部を外傷したとしても軽度であれば、痛みが現れる程度なので必ずしも治療を行う必要はありません。
ただ傷口があれば、感染症(髄膜炎や脳炎 など)に罹ることも考えられるので速やかに外科的処置を行います。
頭部外傷を受け、以下のような症状はご相談ください(例)
- 吐き気がして、嘔吐を繰り返す
- 頭痛がどんどんひどくなる
- 意識が朦朧としている
- 手足が動きにくい
- 物が見えにくい
- けいれんを起こす
- 出血がひどい
- たんこぶが良くならない
- 耳や鼻から、血液混じりの水が出た など
医院概要
- クリニック名
- ひさい脳神経外科クリニック
- 住所
- 〒514-1101
三重県津市久居明神町2336
※P16台あり - 電話番号
- 059-253-2767
- 診療科目
- 脳神経外科 放射線科
- 院長名
- 古川 和博(ふるかわ かずひろ)
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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09:00 ~ 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
16:00 ~ 19:00 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |
アクセス
- 近鉄久居駅より三重交通バス「三重中央医療センター」行き
終点「三重中央医療センター」下車、すぐ。 - 近鉄久居駅よりタクシーで約8分
- 伊勢自動車道久居インターより国道165号線に出て1つ目の交差点(イオンとマクドナルドの角)を北へ約400m